旅と雑貨と。

旅と雑貨が好き。北欧周辺の国や、日本のクラフトの町を中心に旅をしています。雑貨方面は、今はハンドメイドのアクセサリー制作が中心ですが、また、雑貨や食器でも何かできれば良いなあとおもっています。

海外を旅して。

海外へ来て、3週間位たちました。

ホステルが一緒になった韓国の女の子と一週間ほど一緒に旅をしたり、趣味のあう日本の女の子と町歩きをしたり。

旅に出て、本当に沢山の人と話して、出会うことが出来ました。

私が宿泊で利用しているのはほぼ、ゲストハウスのドミトリーですが、そこで海外の人と話したりして、感覚の違いを感じる事もあります。
(身振り手振りや、翻訳サイトを使って)

どうしてロシアやポーランドにいかないの?ということは、私も、一緒に旅をした日本人の女の子もいろんな人に言われると言ってました。

私はハンドクラフトを見るのが旅の目的なんだよと伝えても、なんじゃそりゃといった雰囲気になる事もしばしば。

馬鹿にしているとかそういう事ではなく、そういう感覚が無いのだろうな〜と。足りない語学力でなんと説明しようかと、困ることも多いのだけど、こういった感覚の違いはすっっごく
面白いとも思う。

カルチャーや背景の違いもあると感じる。

日本人は旅に癒しを求める人も多いけど、海外の子は刺激を求めているのかな〜という事。

そうだ、京都行こうのCMであったり、箱根のCMや、地方への移住、農のある暮らしへの憧れなど。

日本で見かけるCMや注目されていることを見ていると、癒しという目的が上がってくる。私は癒されたい100%

ああ、私達って、疲れているんだなあ…なんて事をしみじみ感じました…笑

体感ですが、日本人は旅に刺激を求める人と、疲れを癒したい人は半々位かなって思う。

また、ホステルにいると、アジア圏でも英語を使う国があったりと、まあ、語学が堪能な人の多いこと、多いこと!韓国の人は英語がしゃべれる人が本当に多い。

日本ではまだまだ、英語が喋れることは、特殊能力みたいな感じ。語学ができる人もいるけど、できない人も沢山いる。

島国で、語学ができない人が大半で、周りに隣接している国もないから、良い製品を作って、海外に輸出して…という構図はとても自然な流れなのだと感じた。

また、長い休みはまだまだ取りにくいし、仕事で疲れているから、たまの休みくらい家で…とか、近場で温泉でも…なんて過ごしていると、英語を使う機会はどんどん減っていく。

日本で旅行していると、ゲストハウスのスタッフさん達は、英語がベラベラで、すっごいなー!なんて思ったりはするけど。

それにしても、小さな隔離された島国がこんなに発達して豊かなのはすごいことなのだと感じました。

海外に出稼ぎに行かなくても良いし、安全を求めて他の国に行く必要もない。

日本人が英語を話せないのは、話す必要がないからだとも思う。英語に話せる国に生まれなかったり、日常的に話すチャンスが無い事を不運と思ったこともあるけども、なんか面白いな〜なんて思いながら旅をしている。

そして、日本にいってみたい、東京は最高にエキサイティングな場所だと言ってくれる人が多いことに驚く。

(ありがたいことです)

私からすれば、あんな疲れるところに!?とも思うけど、海外にしばらくいて、日本に海外から観光に来てくれる人が多いのは、分かるような気がする。

旅人と話していると、退屈というキーワードが出てくることも多い。

私が、フィンランドでは公園や湖でぼーっとする予定などと伝えると、はっ?なんで?意味わかんない!みたいな反応をされる事があるのですが、なるほど、東京は絶対に退屈しないまちだ。

東京は何年住んでいても、ご飯を食べよう!という話になったら、まずはインターネットで調べることから始まる。

たとえ、それが東京出身の子と一緒だとしても!

東京というコンパクトな場所には最先端のファッションも、安くて美味しい世界中の料理、芸術、新宿御苑などの癒される公園、見たことのない道具、オリエンタルな街並み…とぎゅっと詰め込まれて、きっとやる事はつきないと思う。

ゲストハウスなので、バックパッカーが多いという事もあるかもしれません。

私のような、ハンドクラフトが好き!とか、日本で消耗したから、海外でリフレッシュしたいという感覚はゲストハウスで旅する人たちにはない感覚のようです。

もしかしたら、日本人の中でも、特殊な一派で、だからこそ、現地の人や、ハンドクラフトの職人さん達とすごく心が通じるのかもしれません。